面白い形の雲。
野辺山近辺をうろうろ。
「日本の分水嶺」という看板が立っているところがあって、そこには駐車場と売店があって、八ヶ岳や南アルプスの眺望のきくところでした。
「日本の分水嶺」の看板はどこか、やっつけ仕事的な投げやりさをかもし出していて、ほんとに唐突に駐車場の斜面に打ち込んであるだけのもので、本当にここが分水嶺なのか疑ってしまいました。
看板にはしっかりと「太平洋へ」「日本海へ」と矢印で示してありました。
まあ、考えてみれば分水嶺の地点は日本列島の長さだけあるわけで、なかにはこんなのもありなのかな、などと思っています。
それよりはナウマン博士がここから甲斐駒を見て、その切れ落ちている地形からフォッサマグナの存在を思いついた、という碑文のほうがインパクトがありました。
私は「甲斐駒いいねぇ、北岳いいねぇ、鳳凰三山いいねぇ」といっているだけです。
あの景色を見てそこに大地溝帯があるのかも、なんて考えるなんて、どうしてそんなことになるのでしょうか。