友達以上家族未満。
毎朝、ヒヨドリが水を飲みに庭にやって来ます。
多少の警戒心は見せるものの、踏みとどまって水を飲んでいます。
数年前までは餌が摂りにくくなる冬の間だけ、庭に餌台を作って餌をあげていました。
ヒヨドリを始め、キジバト、シジュウカラ、スズメ、カワラヒワ、メジロなどが毎朝やってきていました。
毎日、数種類の餌をセットしていました。
キジバトは粒の大きい穀類、とうもろこしなどが入っているもの、スズメ、カワラヒワはアワとかヒエとか、シジュウカラはひまわりの種とか落花生とか肉の脂身とか、メジロは100%オレンジジュース、ヒヨドリはオレンジジュースも好きですが、パンがお気に入りでした。
でも今年の冬は(その前の冬も)餌台は出しませんでした。
ご近所への気兼ねからです。
給餌することは取りも直さず鳥寄せをしていることになり、鳴き声がうるさいと言われるかもしれない、あちこちに糞で汚れて迷惑になるかもしれない、鳥インフルエンザが怖いと言われるかもしれない、鳥が嫌いだ…と、様々な理由で疎んじられるかもしれないと思い、中止に至りました。
それでもなお、今でも庭に水を飲みにやってきます。
このヒヨドリは以前、給餌していたときに来ていた個体だと思います。
妙に人懐っこく、特に私との距離が近いのです。
今日もレンズを向けても逃げ出したりせず、様々なポーズを取ってカメラに収まってくれました。
我が家の猫どもがまだ起き出さない、早朝の時間帯を狙って訪れてくれます。