移り気なブログ

テーマなどない自由気ままな雑記帳です。

黒羽〜雲厳寺〜黒羽

奥の細道を辿る 第6弾です。
1:深川〜栗橋
2:栗橋〜文挟
3:文挟〜日光〜下今市
4:下今市〜矢板
5:矢板〜大田原〜黒羽
6: 黒羽〜雲厳寺〜黒羽


寝坊して(前回のときも寝坊しました)予定した電車に乗れなかったので、黒羽まで車で行くことにしました。
今日のコースは黒羽をスタートして黒羽に戻ってくるので車で行っても大丈夫です。
車は郵便局の近くのスーパーの駐車場に止めさせてもらいました。
暑くなりそうなのでコンビニでしっかり補給しました。
コンビニってまさにconvenienceです。

修理中の那珂橋の上からしばらく鮎つりの光景を眺めてました。
多くの釣り人が出てましたが、鮎がかかった場面は見られませんでした。
でも、川に立ちこんで竿を出しているだけでもきっと気持ちいいでしょうね。
私もいつか鮎つりを、と思っていますが、なかなかどうしてそこまで行きません。
特に友釣りはまったく道具類が特殊(だと思っています)なので、装備を整えるだけでも大変です。

前にも書きましたが、国道461号線はとにかく歩くのには向いていません。
道の片側はガードレール、もう一方は蓋のない側溝、なんてところは私の横で車がすれ違うときは、立ち止まってガードレールにしがみつくか、側溝をまたいでじっとしていないと跳ねられそうです。
461号は2車線で立派な道ですが、私は幅60cmを見当に見えない線を引いて、そこからはみ出ないように歩きます。
とにかく神経が疲れます。こんなところを歩く私がいけないのでしょうね。
芭蕉の頃は道は舗装もなくでこぼこで悪路だったかもしれません。
芭蕉は悪路を歩きましたが、一方、その悪路を道幅いっぱいに使って歩けました。
私は舗装路を幅60cmだけ歩きました。
60cm幅の舗装路を歩くより悪路を道幅いっぱい使って歩くほうが断然楽に違いありません。
悪路とは自動車にとっての評価で、徒歩で悪路ではないのかもしれませんね。

雲厳寺に近くなると、歩行者用に道が整備されていました。
苔むしていていい感じの道です。
しかし、コンクリートや石の上に生えた苔は滑ります。
私のナイキのスニーカーはツルツル滑ります。
このソールは苔向きではないのでしょうね。









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松尾 芭蕉
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