中仙道を(一部)歩きました。
実は自転車で奥の細道を走破しようと始めたのですが、松尾芭蕉が辿ったルートを自転車で行くのは、行けないことはないけどかなりしんどそうだとわかってきました。
峠越えは何とかクリアできるとしても、芭蕉のころはなかったトンネルを通るのは避けたいところです。
おそらく、トンネルを避けて、というか、トンネルのなかったころの古い山越えの道が現地に行けばあることでしょう。
しかし、しかしですね、もしも廃道になっていたら、そのときはトンネルを通らなければならなくなります。
自転車で日本一周をしてのトンネル事故は記憶に新しいところです。
それやこれやで少し怖気ついちゃいました(笑)。
奥の細道は、自転車では日光まで行きました。
今後、日光からは徒歩にします。
で、どのくらい歩けるのかと、近所を歩こうと思いました。
ただいつもの散歩コースを歩くのでは面白くないので、家の近くを通っている街道、中仙道を歩いてみることにしました。
目安は30km。
7時間かけて歩き通せました。
なぜ30kmかというと、次回の奥の細道のコースが今市から矢板までを想定していて、その距離が約30kmなのです。
自転車だと2時間の道のりです。
自転車でのツーリングは自動車では味わえない発見があります。
そのスピードのために自動車では気づかない事どもが発見できるからです。
自転車と徒歩の関係も若干それに似ています。
一番強く思うのは、ちょっと立ち寄りたいところがあったとして、自転車だと降りたり乗ったりが面倒でそのままパスしちゃう私がいます。
点々と名所旧跡があるところなど、私にはかなり面倒に感じられます。
でも、徒歩でやってみたら、やたら疲れてそれはそれでいやになっちゃったりして。