移り気なブログ

テーマなどない自由気ままな雑記帳です。

私はウォッチャー、かな?

昔は私もピークハンターだったかな?
山登りって、目的地は頂上で、そこに行かなければ目的を達成したことにならないと思ってた節があります。
今は別に頂上に立たなくてもいいとは思ってます。
体力的にきつくなり頂上までいけない言い訳にピークハンターではない、といってるのかもしれません。
昔は考えられませんでしたが、世の中には物事の多様性を認め尊重する風潮が席捲しています。
山登りひとつとってもさまざまな人がさまざまな楽しみ方をするようになりました。
でも、どんなに多様性が出てきたところで、ピークハントが今も昔もナンバーワンの目的にあげられることは間違いないでしょう。





新緑や、お花畑や、谷の景色や、もろもろがどんなに楽しく美しくとも、ピークに立った満足感はやはりナンバーワンでしょう。





私の場合ですが、
釣りは釣れたほうがいいし、キャッチアンドリリースはなじめません。
岩魚や山女がたくさん釣れたら全部持ち帰って食べたいです。
フライフィッシングもやりました。
丸1日ロッドを振り続けて釣果はゼロ、それでもフライの流れを目で追い、魚との知恵比べをして自然を満喫して充分満足しました、とはなりませんでした。
欲求不満が募って、夕方にはロッドを渓流竿に持ち替えてエサ釣りをしました。





山菜採りも好きです。
ワラビやふきのとうがあると夢中になって採っている自分がいます。
あとで、始末に困ったりすることがあるのですが、とにかく採っていることが楽しいのです。
ワラビなど、目が慣れてくるとあちこちに発見できて、楽しくてたまりません。





きのこ狩りは典型です。
私の場合、きのこは採ってもほとんど食べることはありません。
ほんの数種類、食べられるきのこを知っているだけです。
毒のあるきのこも数種類知っていて、こちらは採りません。
食べられるか否かわからないのは採って持ち帰ります。
運がよければ、見分けして貰えます。





こうしてみると、私は、食べられるものに関しては執拗なハンターなのかもしれません。






キャッチアンドリリース、きのこや山菜の写真撮りだけでは満足できませんが(食べられるものばかりだ!)、山の景色を眺めたり、バードウォッチング(こちらは食べられない)となるとハンターではなくウォッチャーになりますね。






天体、星座、星にもある意味ハンターがいると思います。
今年の夏、皆既日食を見にトカラ列島へ行くのはハンターの範疇ではないでしょうか?
ルーリン彗星を求めて郊外の条件のよいところへ出かけていくのはもうハンターに近い行為ではないでしょうか?
私は皆既日食のときはそのときにいる場所から空を眺めるつもりです。
ルーリン彗星は自宅から双眼鏡で観察しましたがわかりませんでした。
もうあと数日彗星を探すつもりですが、無理はしません。負担に思うことはしないつもりです。





カノープスが見てみたいです。
わざわざ遠出してまで見に行くことはないとは思いますが、条件のよいときに自宅付近で見られたらいいな、と思っています。
近くで南が開けて(地平線が見渡せるところがベストということですが)かなり浅い角度まで見られるところというと、河川敷くらいしか思い浮かびません。
過去数度トライしましたが、天は晴れ渡っていても低い空は雲や霞がかかっていることがほとんどで未だ果たせません。
でもいつかは見てみたいです。