会社帰り、電車に乗っていると、マナーモードにしてズボンのポケットにある携帯に着信。

そのままにしておき、下車してから確認すると、メッセージが入っていた。
山梨の柿沼さん（仮名）からで、「…手があいたら電話ください…」という電話。
柿沼さんからの電話は初めて。
何事かと思って、下車してから電話すると、
「いや〜、今、風呂を焚いていたんだけど、きれいな星が見えていて、名前を教えてもらおうと思ってね。あの三つ並んだ星…」
などという電話で、15分ほど。２週間ほど前にお世話になった民宿のご主人。
初対面なのに、はじめてあったような気がしなくて、すぐに打ち解けた。
そういうタイプの人、いるよね。

その宿で、一緒に行った相方が、大げさに「こいつは星に詳しくて…」などと紹介したものだから、ご主人、すっかり鵜呑みにしてしまって。

大失敗をしでかした。
「冬の大三角」を教えていた時、ペテルギウスというべき所をアルデバランなどと嘘を言ってしまった。
後で気づいたのだが、聞き流してくれていることを願って、訂正の電話はしていない。

3月の末にまた行くことになっている。
今度は春の星座の勉強をしてから行かないと。
ふうっ〜。