ホームパーティー。

会社の飲み会仲間であり，山登り仲間でもある7〜8人のグループがある。
そのうちの一人の家でホームパーティーをやった。

イメージでは食材を持ち寄り，台所を借りて，仲間でわいわいやりながら料理し，飲み，喰い，となるはずだった。

ホストは仲間の最年長。あと数年で定年，という男性。

宅急便で食材をお宅まで送りつけておいて，造り酒屋を見学したりして，ホストの家についてみると…。

奥さんと娘さんによってすべて準備が終っていて，鍋がぐつぐつ煮えており，すぐにでも食べられる状態だった。

これは予想外で有難いことだったが，その後はちょっと首をひねった。

当然，奥さんも娘さんも一緒になって飲み食いをするものと思ってたのに，準備をするだけで最後まで一緒のテーブルにつかなかった。

遠慮して，我々の輪に入らなかったのは想像できる。
でも，何度か声をかけても，姿をあらわさないでいると，なんかお邪魔した我々全員が，まさに，邪魔だ，とでも言われているような気になってくる。

先輩の男性の態度にも疑問をもった。
醤油をもってこい，山葵がない，もっと葱を切れなどと横柄に命令するだけで自分は何一つやろうとしない。

こんなことをされたらゲストは居たたまれなくなっちゃうよ。

でもね，
日本の家庭でやる宴会って，似たり寄ったりなのかもしれないな。
とりたてて先輩がおかしな事をしているわけじゃなくて，世の中すべからくこんなものなのかな。

横文字のホームパーティーとは大きくかけ離れていて，まったく別物。

翌日，一緒に行った仲間が寄ってきて，
あのあと家に帰ってから飲みなおした，
と言ってました。（俺と同じことをやってる）

スマートなホームパーティーをやりたいな。