14日に八ヶ岳山麓を歩きました。
美し森の駐車場から観音平までいける横断道を行って、途中の分岐からたかね荘方面に行って駐車場に戻ってきました。
歩いたコースを「轍」にしてみました。
ヤスデの写真も入っています。
蟲の苦手な方はお気をつけください。
http://members2.jcom.home.ne.jp/uzu/yasude.html
歩き始めるとすぐ、駐車場の上の道に白い生き物が無数にうごめいていました。
ヤスデのように見えましたが、私の知っているヤスデはもっと色が黒くて細いやつです。
山道の土の上や側溝などに特にいっぱい固まっているようでした。
なんだろうと気味悪がりながらなるべく踏まないように歩きますが、場所によってはどうしても踏まなければ前に進めないところもありました。
木の枝から降ってくるのでは?とおそるおそる上を警戒したりしました。
木の上にはいませんでした。
そのうち、はたと思いついたのが、小海線が大量のヤスデのために運行できなくなった、という話でした。
それで納得がいきました。
あの小海線を止めたヤスデに違いありません。
ヤスデの塊の濃いところはほぼ決まっていました。
林道をブルドーザーで均した(掘り返した)ところ、林道の土止めに板切れを埋め込んであるところ。
ハイキング道のコンクリートの側溝の中などです。
少し登って標高が上がると見えなくなりました。
もっとも標高のせいなのか、熊笹が生い茂ったところだったからかはわかりませんが。
下り始めるとまた、大発生してました。
帰ってからwebで調べたら、やはりヤスデでした。
キシャヤスデという和名がついているそうです。
小海線を止めたからでしょうか?
このヤスデは8年ごとに大発生するそうです。
前回の大発生は2000年だったそうです。
ということは…。
今年は大発生の年ではありませんか!
なんか、貴重な体験をしたような気がします。