まるでゴルゴ13みたい。
すごいのは、本当のことだ、ということ。
ゴルゴは漫画、完璧なフィクション。
この本は第二次大戦の東部戦線での完璧な実話、ノンフィクションだということ。
狙撃は1箇所で連続して行ってはいけない、射撃地点が特定されるから、
とか
捕虜になったら狙撃手であることはとことん隠し通すのが鉄則、狙撃手は激しく憎まれているから、
とか
ゴルゴにも出てこないような話が盛りだくさん。
ゴルゴを読むようなつもりで読むと打ちのめされる。
写真にも打ちのめされる。
戦争の悲惨さが半端じゃない。