移り気なブログ

テーマなどない自由気ままな雑記帳です。

成田の出国検査で引っかかり、クライストチャーチの入国検査でもひっかかりました。

まず成田。
手荷物はいつも山に行くときのザックにしました。
ミルフォードトラックを歩くときもこのザックを使います。
X線検査でこのザックが引っかかりました。


テーブルの上にザックの中身半分ほどをぶちまけて再度X線へ。
またまた引っかかり、もっと中身を出して再度。
これも引っかかり、ほとんど空になったザックを係官がチェックします。
引っかかるような危険物をパックした覚えはありません。
係官はナイフのようなものが映っている、といいます。


はっと気付きました。
山でもしもの時のためにザックに入れっ放しにしているものがあります。
エマージェンシーシートとサバイバルカードです。
そのサバイバルカードが引っかかったのです。
これをどうする、と聞かれたので、没収してくれて結構と答えました。


初めての海外旅行、初めての成田でまさにドキドキものでした。



クライストチャーチの入国審査ではあらかじめ記入しておいたPassenger Arrival Cardで申告しておいた登山靴が引っかかりました。
ニュージーランドは生態系を乱すようなものは微細なものまで不許可となるそうです。
日本から持ち込んだ釣竿の先に日本の藻が干からびてこびりついていたので没収された、なんてことを聞き及んだりします。
私の場合は靴。
求められるままに登山靴をトランクから出すと、係官は靴底をチェック。
これでは駄目だ、とばかりに顔をしかめ、ちょっと待っていろと靴を持って奥に行ってしまいました。
待つこと数分。
係官の持ってきた靴底をみるときれいに洗われていました。

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お土産を詰め込んだトランクは20kgをオーバーしてしまいました。
登山靴を出すと20kg以内に収まります。
しかたないので登山靴を履いて帰ることにしました。
(ここまでは宿での作業です、念のため)


さらに、帰りのオークランド空港でも引っかかりました。
スキャンのゲートでビー。
携帯と歩数計をはずすのを忘れてました。
で、はずしてゲートへ。
ビー。
係官は靴を脱げ、といっています。
靴を脱いでゲートをくぐるとOKでした。
そう、登山靴は金具が多いので探知機に引っかかったようでした。


同行の友達は、何度も引っかかる私に対して、嫌な顔もせずにじっと待っててくれました。
初めての海外旅行は慣れない「空港」という場所で肩身の狭い思いをすることになりました。