移り気なブログ

テーマなどない自由気ままな雑記帳です。

ミルフォードトラック1日目

朝起きてホテルの周りを散歩していたら道の反対側をウサギが跳ねていました。
ウサギはいたるところにいるようです。
昨日のドライブ中も道路にそれこそ点々とウサギやら他の小動物が跳ねられた死骸がありました。
跳ねられた直後のものから何台もの車に轢かれた残骸や道路のしみになってしまった痕跡まで無数にありました。
こちらの人はそれでいっこうに平気なようです。
小動物をよけて事故を起こすよりは…と考えているのかな?
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さてバスに乗ってクイーンズタウンからテ・アナウで昼食を食べてテ・アナウ・ダウンズまで移動します。
牧場を抜けたり、湖の縁を通ったり、山間部を縫っていったりと結構な距離です。
大型バスも当然100kmで山間部を走り抜けます。
結構迫力あります。
NZの車はみんなほこりまみれです。
日本のようにぴかぴかに磨いてある車は大きな街でごくたまに見かける程度です。
乾燥した大地は埃っぽいし、しょっちゅう小動物が飛び出してきて跳ねたり轢いたりするのできれいにしてもきりがない、というところでしょうか。
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テ・アナウ・ダウンズからはクルーズです。
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テ・アナウ湖の北端、グレード・ウォーフで下船します。
ここからミルフォードトラックが始まります。
下船した桟橋には消毒液の入ったコンテナが用意されていて、そこに靴をジャブジャブさせてから上陸します。
外来種を水際で排除するためです。
徹底してます。
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上陸地点、グレード・ウォーフから今日の宿泊地、グレード・ハウスまでは1.2km歩くだけです。
ミルフォード・トラックを歩いている、と感激を噛み締める間もなくグレード・ハウスに着きました。
ガイドから部屋割りをされて部屋に行きます。
金属製の2段ベッドが2つ入った部屋です。
明るく清潔な部屋です。
ハウスの中は土足厳禁なので昨日宿泊したホテルから持ってきたスリッパに履き替えました。
実は前日の説明会のとき、室内履きが必要だと言われ、必要なら直営のお店で売っているが、といわれたのですが、出費が惜しかったのでホテルのスリッパで代用することにしたのです。



ウエルカムドリンクというかアフタヌーンティーというか、少し休憩してから3班に分かれてガイドとともに付近の散策に行きました。
日本人だけで1つの班になってました。
道々ガイドに聞くとミルフォード・トラックに来るのは1:オーストラリア、2:アメリカ、3:ニュージーランド、4:日本ということでした。
1,2,3は全て英語圏、4だけが英語圏ではないので区別するのだ、ということでした。
中国や韓国はどうか、と聞くと、中国は皆無、韓国はごくたまにいる、ということでした。



食事は街のレストランと変わりません。
事前に(普通は前日、この日は朝)メインの注文をとります。
この日はビーフかフィッシュかでした。
私はフィッシュにしました。
味付けはごく薄味で他の日本人の人たちは薄い々といって塩をかけたり醤油(!)をかけたりしてましたが私は普通においしく頂きました。


これを山小屋といっていいのでしょうか?
好きなだけビールやワインを飲んで(後日清算)、おつまみのチーズやピクルスは無料の食べ放題、今日1日の行程を清潔なラウンジで語らう。
想像だにしなかったことが実際に展開されているのです。
まさに「世界一の散歩道」です。
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食後は初日ということもあり、親睦を深める意味で国別にまとまって自己紹介をしました。
日本人8人は1大勢力でした。
しかしネイティブスピーカーのヒヤリングは出来ませんね。
ほとんどわかりませんでした。
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