フィルムカメラはタイムラグも楽しみの一つ。
今はデジタル一辺倒で、撮ってその場で確認、皆で見て楽しむ、webにすぐにアップロードする、と何でもござれの世界ですが、フィルムしかない時代はそうはいきませんでした。
旅行などにカメラを持って行っても上手にフィルム1本使い切ることはほとんどなく、数枚余らせてしまったものです。
もったいないのでその数枚を撮りきってから現像に出そうと思うのですが、なかなか適当な被写体がなくてそのままズルズルとカメラに入れたままにしておいて気付けば旅行ははるか昔の思い出になっていた、なんて事がよくありました。
旅行から帰って1週間ほどで現像して皆に見せたりしたら「すっごーい、はやーい」と感心されたものでした。
オリンパスペンD3というハーフカメラを使っていたときは1本のフィルムに春夏秋冬、四季折々の事柄が写りこんでいました。
何せ、36枚撮りのフィルムで72枚撮れるのですから。
今年の桜です。
ウォーキングしていたら面白い形の水溜りがありました。
完璧な右足の跡に見えました。
私の靴を並べてみました。
今年の桜は花持ちがよくて楽しめました。
そんな年は短時間で一斉に花が散ります。
リコーのELLEというカメラは日付だけではなく数種類のメッセージを写りこませることもできます。
意外と楽しいカメラなんです。
カメラの師匠にいただいたカメラです。
RICOH ELLE