移り気なブログ

テーマなどない自由気ままな雑記帳です。

満足できない。

先日、ハローワークに行った時、昼食を食べようと街をうろつきました。
そのうち、「今日は野菜炒めが食べたいんだ」という気になってきました。
お店を物色しつつ野菜炒めがメニューにありそうなラーメン屋さんを探し当てました。
ちょうどお昼時でお店は混んでいて数組待ちの状態でした。
私は列に並ぶのが苦手です。
ましてやなじみのない街角で一人で列に並ぶなんてできません。
さっさと諦め他のお店をあたりました。



野菜炒めは食べたいのですが、「まあ、とりあえずハンバーグでもいいか」という気にもなってきて、ある有名な大手のファミリーレストランに入りました。
運よく空席があり、さらに運よく禁煙席に空席があり、さらにさらに運がいいことに私の周りには中高年の女性集団がいませんでした。
こんな幸運に気をよくして、ハンバーグとカルビ焼きの載ったグリルを注文しました。



店内のスタッフの言っていることがよく聞き取れません。
はっきりと大きな声で話してはいるのですが、お店で決めたのであろうマニュアルの通りのしゃべり方なので、普通の会話のようにすんなりと耳に入ってきません。


そういえば、こんなことがありました。
今年の母の日に94歳の母と食事をしようとうどんのチェーン店に行きました。
スタッフが注文をとりに来たのですが、これがマニュアルしゃべりで、どうにも聞き取りにくく理解しにくかったのです。
母親が「なに言ってるかわからない」といったので「あれは日本語じゃないから」というと「へぇー、!!!」と驚かれてしまいました。



閑話休題。
どうやら私のツキは程よい席を確保したところで尽きてしまったようです。
これは失敗したな、と思うようになりました。
なかなか料理が出てきません。
私だけではなく、皆一様に遅いようです。
厨房の人手不足のようです。
たかがハンバーグでこれほど待たされるとは思いませんでした。



やっと来た料理を一口食べて、「ああ、終わった。」と思いました。
鉄板の上に載っているのですが、鉄板が熱されていないらしく料理がジュウジュウいっていないのです。
マニュアルしゃべりで「こちら、お熱くなっておりますのでお気をつけください」と注意を促されましたが、言われるほどのものではありません。
ハンバーグにナイフを入れると、断面はぶつぶつ感はなく均一でかまぼこかカステラを切っているようです。
何の特徴もない、こしあんのようなハンバーグです。
カルビ焼きは肉についている味が薄くて食べられたものではありません。
上等ではない焼肉は濃い味付けをして何とか食べられるのです。
納得できない気持ちで店を後にしました。



数日後、やはり野菜炒めが食べたくて地元のラーメンチェーン店に入って野菜炒め定食を食べました。
うーん、味はいまいちかな。
でもこれで野菜炒め食べたい症候群は治まりました。



この出来事で学んだことは、「いきつけないファミレスにはいくものではない」ということでした。