落鳥。
カーポートに停めてある車の前にメジロが落鳥していました。
一見、何の傷もありません。
よーく見ると体のそばに1枚、小さな小さな羽根が一つ落ちてます。
メジロを手のひらに載せるとまだ少し温かかったです。
落鳥してほんの10分ほどではないかと思います。
今日も寒くて、あの小さな体の体温はあっという間に失われていくでしょうから。
なぜ落鳥したんだろう?
猫ではありません。
外傷がないですから。
おそらく他の鳥(カラスとかヒヨドリとか)に追われて車に激突したのではないかと思います。
体のそばに落ちていた小さな羽根がそれを物語っています。
普通では停まっている車に激突するなんて考えられませんが、ひょっとしたはずみでこんなことが起こってしまうのですね。
もしかして、毎年椿の花蜜を求めてやってきていた、あのメジロたちの中の1羽なのかもしれません。
写真を撮らせてもらってから庭の片隅に埋葬しました。
翼を広げて。
とても繊細な背中。
椿はまだ固い蕾。